2018年1月15日、妻が亡くなり、残された店主とその娘の二人旅が始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妻が亡くなり百か日が過ぎた頃、ご多分に漏れず、私もうつ状態を感じるようになりました。
うつ状態は、高校教師時代にも経験があり、なんとなく自覚できます。

普段目にしている風景や何気ない音楽から妻を思い出す。
昔の写真を見ては落ち込む。

ふっと目の前に現れてきそうな感覚。
一方で、もう二度と会えない、言葉を交わすことが出来ないという現実。

まあ、典型的なうつ状態のようですねぇ。

さらに、小学6年生の娘。
妻が生前イライラしていたのが、今さらながら理解できます。
子育ての大変さ(もちろん楽しさもありますが)を実感する毎日です。

こんな毎日を送る時、あることを思い出しました。
1年前の4月20日に病気が発覚し、一気にどん底に落ち込んだ時のことです。
私は、そのときの気持ちを、文章にしました。
すると不思議なことに、少し気持ちが落ち着くのです。
不安になれば、文章を書きました。

今、まさにその時です。
自分のために文章にしようと思いました。
そして、もしかしたら、何らかのことで疲れている、落ち込んでいる方の励みになればと思い、
広く知っていただくことにしました。

もう一つ、大事なことを忘れていました。
コーヒーです。

私は、10年程前、高校教師時代にうつ状態に陥り、学校を休みました。
そんな私を支えてくれたのが、妻であり家族でした。
うつうつと過ごす毎日の中で、みんなでコーヒーをいただくことが楽しみになってきました。

こんなコーヒーとのつきあいを多くの方に広めたくてコーヒー豆屋になったはずです。
現在のしんどい毎日のなかで、そんな思いを忘れていました。

私の人生にはコーヒーがある。

妻も賛成して、応援し続けてくれたコーヒー豆屋です。
コーヒーが私の人生を豊にしてくれるはずです。

今日は、「ハワイ・コナ エキストラファンシー」を飲みました。
プレスで淹れましたが、抜群の香りと心地よい酸味が絶品です。

美味しいコーヒーに、少しですが癒やされました。