天からやってきたネコ

天からやってきた猫  というタイトルの本があったと思います。
どこからともなくやってきた猫がすみついて、かけがえのない存在になって
そして天にかえっていく・・・
というような話だったと思う。

じつは、私も同じ体験をしています。

大学1年生のクリスマスの夜、兄の友達が東京からたくさん泊まりに来ていて、
ワイワイやっていたところ、
窓に両手をかけて、ニャーニャー
寒いんだろう、おなかすいてるんだろう、迷子になったのかな、
すぐに家に入れて、手足を拭いて、あたたかくしてやり、えさをやりました。
すごいきれいな三毛猫で顔もかわいくて、きっと飼い猫だったのだろうと思う。

うちは、インコを飼ってたのだけどね。
その日寒いのに、外に出してたら、
高いところにつるしていたんだけど、インコいなくなってたんだよねぇ。
もしかして、この猫がいたずらしたのかも?

その日から、うちのピーちゃんと入れ替わりで、
猫のニャンちゃんが住み着くことになりました。

うちは、小さいときから、中学くらいまでは、犬を飼ってたんだけど、
最後は死んじゃうから悲しくて、ペットを飼うのはやめにしようと決めてたのに。

そのニャンちゃんは、すっごいかわいくて、完全に住み着いてしまったのです。
私、猫の毛アレルギーで、猫を触るのは苦手だったし。
ひっかかれるのもいやだったし。最初は、猫こわかった。

だけど、ニャンちゃんは、すごくなついて、あまえ上手で。
ついついかわいがって、それからというもの、いつも気になる存在になった。

触るのもいやだったのに、布団の中で枕を取り合って、一緒に寝てたり、
膝にのせたり、ヨシヨシしたり。
長く家を留守にするときは、新幹線に乗せて東京に連れていったし。
外に出て帰ってこなかったら、職場から戻って、探し回ったし。

あのクリスマスの夜から、16年間、私の家に住み着いたニャンちゃん。
もっといい名前はなかったのかと思うけど、
のらねこにつけたような名前をずっと呼び続けた。

猫は、死に際にふらっといなくなるらしいんだけど、
うちのニャンちゃんは、老衰になっても、一生懸命介護して、
弱って歩けなくなって、私の腕の中で死んでしまった。

今、思い出しても涙があふれる。

手形をとって、お墓にうめた。
私たちなりに、手厚く葬った。

かわいがる相手がいるというか、愛するものがいるということは、
人を支えて、元気づけてくれるんだなと、実感した16年間だった。

うちのニャンちゃんの写真いっぱいあるんだけど、のせると悲しくなるからやめておく。
っていうか、デジカメに入ってないし。

とにかくニャンちゃんに感謝しています。
でも、死んじゃうのが悲しいから、もうペットは飼いたくないのです。
私のエゴだけど。

今は、夫と私の両親と、夫KOHと、我が子マコちゃんを
大切にして、精一杯愛していきたいと思う今日この頃なのです。

追伸

ちなみに、うちのマコは、ママの顔をペロペロなめます。
チューしたくて、きつつきのようにチュッチュしてくるんだけど、
ママがよけてたら、しまいには、かみつきます。
「いたーい!やめてよ。マコちゃん!」
皆さん、そんな経験ありますよね?
うちのマコだけじゃないですよね?

やっぱ、マコは犬系かな?何でも、ペロペロかみかみ。
いっつも、ママ~ママ~って探しまわって、抱っこばっかり。
やっぱり、コアラかな?

まあ、かわいいから全部許します!

年賀状にブログのことを書いたので、たくさんの人が見てくれてるみたいです。
ありがとうございます。
K子のブログにようこそ!

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