君と歩いた道のはるめさんから、お祝いにいただいた漆のお膳は、かなりの骨董品です。
オーロラの額は上下が逆かな? ごめんなさい。
この月下美人のトールペイントは、プロの先生に描いていただいたものだそうです。
トールペイント作家のsnowberry堀川先生を紹介したはるめさんのブログはこちら→
そのお膳の裏に、すばらしい詩が書いてありました。
『雪の日に』 吉野弘 作
━━誠実でありたい。
そんなねがいを
どこから手にいれた。
それは すでに
欺くことでしかないのに。
それが突然わかってしまった雪の
かなしみの上に 新しい雪が ひたひたと
かさなっている。
雪は 一度 世界を包んでしまうと
そのあと 限りなく降りつづけねばならない。
純白をあとからあとからかさねてゆかないと
雪のよごれをかくすことが出来ないのだ。
誠実が 誠実を
どうしたら欺かないでいることが出来るか
それが もはや
誠実の手には負えなくなってしまったかの
ように
雪は今日も降っている。
雪の上に雪が
その上から雪が
たとえようのない重さで
ひたひたと かさねられてゆく。
かさなってゆく。
「雪の日に」
これは浜田省吾さんの“悲しみは雪のように”の曲のモデルになった詩なのだそうです。
はるめさんのブログで紹介されているのをコピペさせていただきました。
こちらをクリック→君と歩いた道
この詩、
かなり心にしみました。
はるめさんが、大好きな詩だそうです。
コーヒーストーリーに、KOH&K子に合うんじゃないかなって
この詩をおくってくださったのです。
心のこもったお祝いに感動しました。
それに、とっても奥の深い詩だと思います。
誠実でありたい・・・
いつも心にある気持ちです。
他にもいろいろなことを思うけど、底辺にある確かなものです。
忘れてはならない気持ちです。
そんな詩をおくってくださったお友達、はるめさんにありがとうって言いたいです。
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