店主KOHとケニアマサイ

店主KOHは、10月15日が誕生日です。57歳を迎えます。

30年前、教員に成り立ての頃、自分が還暦前の歳になるなんてイメージがつきませんでした。
いざその歳になってみると、気持ちの面では、当時と全く変わっていません。
気持ちが若いとプラスに考えて良いものやら、成長していないとマイナスと考えるのか。
ただ、この30年間は様々なことが起こった年月でした。
その一つが、教員を辞めてコーヒー豆屋を開業したことです。
ちょうど2年前のこの頃、妻のk子が「高さんは、先生を辞めて良かったよ。コーヒー豆屋を始めて元気になったよ。楽しいね」といったのが思い出されます。
そのコーヒー豆屋でさえ、来月11日には、「11歳」を迎えます。

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ケニアマサイAA

若い頃より、コーヒーには興味を持っていた私ですが、コーヒー豆屋を始めるまで、こんな種類のコーヒー豆があるとは思いませんでした。
コーヒー豆屋を始めて出会ったコーヒーの一つに「ケニアマサイAA」があります。
私は、このコーヒーが好きです。
「花のような香りと深いコク」「まさに高級コーヒーの代名詞ともいえるケニアのコーヒー」です。

こちらは、K子が「コーヒーを楽しむ会」用に作成した資料です。
昨日の「コーヒーを楽しむ会」では、私の大好きな、このコーヒーを使いました。

■産地の特徴など■
南アフリカ赤道直下の国ケニア。アフリカのコーヒー豆はキリマンジャロで知られるタンザニア(キリマンジャロを挟んで北と南になります)が有名ですが、ケニアのコーヒー豆はヨーロッパでは第一級のコーヒーとして位置づけられています。浅煎りでは強い酸味が残ってしまいますが、焙煎を進めることでこの豆の最大の特徴である「甘み」が生まれてきます。深煎り向きの豆として知られ、ボディがしっかりしているので、フレンチローストまで焙煎をすすめても、味がすかすかになることはありません。
「ケニア AAマサイ」はケニア山の南側、ニェリ地区とキリニャガ地区の豆をミックスして作られます。濃緑色のきれいな生豆で欠点豆もかなり少なめです。

標高1700-2000m・水洗式

■焙煎と味わいの特徴■
シティローストにすると、「ケニアAA」に近い風味のなかに、さらに濃厚なコクを持ち、力強いフレーバー、甘味もたっぷり、後口のほどよい酸味が心地よい。甘酸っぱい、柑橘系のきれのある酸味です。
フレンチローストにすると、パンチのあるコクと苦みの中に感じる甘みを感じ、アイスコーヒーやエスプレッソにも適しています。

カップテスター評価:花のような香りや、柑橘・パッションフルーツ・ベリーやドライフルーツなどのフルーツの香り、スパイス系の香りなど、複雑でしっかりとした香りが楽しめます。きれいな酸味と甘みや心地よい渋みも感じられるコーヒーです。香り、酸味、口当たりの質の良さと力強さをお楽しみください。

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