コーヒーを楽しむ会、5月はエチオピアでした。

コロナ禍ではお休みしていたコーヒーを楽しむ会、今年3月に一度開催しておりまして、真面目に本格的に再開を計画しておりました。そんなわけで、5月は28日日曜日に開催となりました。コロナがひとまず落ち着いていることもあり、こういった企画が行いやすくなったのは良いことなのですが、なかなか日程の調整が難しく、基本的に月末開催といった感じになりそうです。

では、5月のレポートです。

今回はエチオピアの豆を比べるという趣向となりまして、イルガチャフィG1とグジ・クオリティの飲み比べを行いました。

焙煎も前日、状態の良い豆でコーヒーを味わっていただきます。

今回は2名ご参加いただき、コーヒーについて基本的な情報をご説明する形でスタート。

元先生だけあって、黒板を背にお話する姿はなかなかに堂に入っております(笑)

さて、エチオピアの豆というといわゆるモカであり、多くはモカの名前で知られていると思います。モカはイエメンのモカ港からきており、昔からここでコーヒー豆が集められ出荷されていたことから由来します。
ですので、イエメン産のコーヒー豆もモカでありエチオピアの豆もモカであるわけでして、それぞれモカマタリ・モカハラー等といった名前は聞いたことあると思います。このように名前の違いからその産地区分をみることができます。
ちなみに『グジ』は『モカ・シダモ』の一部として扱われることも多かったようですが、近年のクオリティの良さにこうして産地が直接つけられるようになったみたいです。

では、ペーパーフィルターを使ってその味わいをみていただきます。淹れ方についての質問もあり、そちらにお応えしながら実際に淹れていきます。

使用器具は【カリタ・ガラスドリッパー】こちらは【ウェーブフィルター】を使用します。

エチオピアの豆は酸味>苦味の傾向であり、香り高いコーヒー豆と言われています。実際にそれぞれ飲み比べていただくことでそれらを感じ取っていただき、かつ同じ産地の豆でも違いがあることを知ってもらえたのではないでしょうか。

また、カフェプレスを使ってそちらでも味わっていただきました。こちらはコーヒーオイルや最後の微粉が残ること等ペーパーとは違う要因も増え味わいが変わってきます。こういった器具をお持ちでない方も多いのでこういった味わいの違いも楽しめるのがコーヒーの楽しむ会の良いところですね。

豆の種類、違う器具を使うなど実際にいろいろと飲み比べてみるというのは、個人ではなかなかハードルが高く体験しづらいものと思いますので、こういった機会に体験していただき、自身のコーヒーの好みをより把握してもらえたら嬉しく思います。

次回は6月25日日曜日の開催です。大変ありがたいことに6月開催につきましては参加枠が埋まっておりまして、現時点で締め切らせていただいております。

また、コーヒーを楽しむ会の参加につきましては、お電話でのお申し込みをお願いしております。「参加枠空いていますか?」と、お気軽にご連絡ください。

コーヒーを楽しむ会に参加して、よりコーヒーのことを好きになっていただければと思います。

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